キャラ弁の基礎

紫キャベツを使った青いごはんの炊き方

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キャラ弁で出しにくい色が「青」です。

なかなか、青い食材ってないんですよね…。

ここでは、紫キャベツを使った「青いごはんの炊き方」について紹介します。

「ほんのりキャベツの風味がするような…、でも味はない」という微妙なごはんになるので、お好みで塩味をつけたりしてください。

準備するもの

  • 紫キャベツ(1/4玉)
  • 重曹(製菓コーナーにある食用のもの)耳かき1杯程度
  • お米

紫キャベツはもっと少なくても大丈夫なんですが、スーパーに売ってる最小単位が1/4くらいなので…。

重曹は必ず食用の物を使ってください。

青いごはんの炊き方

簡単にまとめると

紫キャベツの煮汁に重曹を加えると青くなります。

その青い煮汁で普通にごはんを炊くだけです。

1.紫キャベツを千切りにする


目的は「色素を出すこと」なので、色が出やすいように千切りにします。

2.浸るくらいの水で煮る


キャベツが浸かるくらいの水を入れて、煮出します。

色を出すのが目的なので、長時間煮る必要はないです。
沸騰したくらいで大丈夫。

3.ザルにあげて、煮汁を分けます

煮汁の方を使います。
分けたら、しばらく冷ましておいてください。

キャベツの方はあとからマリネにして食べられるので、捨てないでくださいね。

※煮汁を冷凍保存することも可能です。

残ったキャベツでマリネ

残ったキャベツは、あまり美味しくなさそうですよね?(笑)

青い食材は、人間には美味しそうに見えないんですよね。

でも、残ったキャベツに酢を入れると赤くなって、美味しそうになるので、マリネにすると無駄にせずに食べられます。

【マリネ液のレシピ】
酢 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
塩 ひとつまみ
こしょう 少々

千切りにしたハムと、キャベツの残りをマリネ液であえてできあがりです♪

4.重曹を入れて青くします


そのままでは、紫色なので、重曹をほんの少し(耳かきレベル)入れます

たくさん入れると苦くなるので、「なるべく少なく、でも青くなる」量を入れてください。

紫キャベツの煮汁は、「酸性で赤・アルカリ性で青」になる性質があります。

重曹を入れるとアルカリ性になるので、青くなるんです。

5.普通にごはんを炊くと、青いごはんになります

煮汁を使って、普通の水加減でごはんを炊いてください。

ほんのりキャベツの風味があるかないかくらいの、青いごはんができあがります。